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休眠会員を呼び戻す:時間制限タグで長く交流のない友だちを見つけ、おかえり特典を贈る

LINEEnterprise プラン権限:タグ管理「編集可能」、LINEチャットボット「編集可能」、パス「編集可能」、LINE配信「編集可能」

このレシピは、CRM 担当が「友だちになってしばらく経つのに、最近まったく交流のない人」を見つけて、おかえり特典で呼び戻すためのものです。最近交流した人や友だちになったばかりの人には送りません。

こんな人に ​

  • CRM 担当:友だち数は増えているが、追加後に音沙汰がなくなる人が多く、定期的に呼び戻したい。
  • ブランドのマーケティング担当:おかえり特典の予算を、常連ではなく本当に離れてしまった人に使いたい。

完成すると、自動で期限切れになる「直近 90 日に交流あり」タグ、よく使うチャットボットやリンクでの自動タグ付け、繰り返し使える詳細フィルター、おかえり特典のパス付き記事がそろいます。

以下は、スキンケアブランド「森日スキンケア」の例です。すべての設定は OakMega マニュアル用のデモワークスペースで実際に作成し、記事も「テスト公開」でテスト用メンバーの LINE に実際に送っています。

先に:「最終交流日時」では絞り込めません ​

メンバーのフィルター項目は、連絡先情報、各プラットフォームのデータ(LINE は ID、名前、参加日時、ブロック日時、メッセージ送信の可否)、強度タグ、時間制限タグ、タグ付け時間、カスタムフィールドで、「最後に交流した日時」はありません。そこでこのレシピでは、交流を自分で記録します。

知りたいこと方法
最近交流した人チャットボットのトリガー、追跡リンクのクリック、記事の既読のときに時間制限タグ「直近 90 日に交流あり」を付ける
長く交流のない人時間制限タグは 90 日付け直されなければ自動で外れる。このタグがない人は 90 日間それらの交流がない
友だちになったばかりで、まだ離れていない人LINE の「参加日時」が過去 90 日以内の人を除外する

制限:タグを付けるよう設定した交流しか記録されません。どのチャットボットにも反応しないメッセージや、店頭での購入はタグに残りません。また、運用を始めて最初の 90 日はタグがまだそろわず名簿が大きくなりすぎるので、1 サイクル回してから配信しましょう。

使う機能 ​

機能この場面での役割最低プラン開通が必要か
タグ管理時間制限タグ「直近 90 日に交流あり」と強度タグ「おかえり特典利用済」全プラン(Free はタグ 10 個まで、フォルダー不可)不要
LINE チャットボットトリガー時に「直近 90 日に交流あり」を付ける全プラン不要
追跡リンク、記事の既読トラッキングリンクのクリックや記事の既読でも同じタグを付ける全プラン不要
パスおかえり特典。「管理者が配信」でウォレットに直接入れるEnterprise必要
記事を投稿詳細フィルターで休眠会員を見つけ、テキストとパスを送る全プラン不要

パスを使うので全体として Enterprise プランが必要です。パスを付けず記事だけなら全プランでできます。

流れ ​

休眠会員の呼び戻しの流れ:90 日の時間制限タグ「直近 90 日に交流あり」を追加 → チャットボット・追跡リンク・記事の既読トラッキングなどの接点でこのタグを付ける → 記事の公開対象で OakMega セグメントの詳細フィルターを使い、メッセージを送れる人を含み、過去 90 日に参加した人と「直近 90 日に交流あり」の人を除外 → テキストメッセージと管理者が配信するおかえり特典のパスを入れ、利用時に「おかえり特典利用済」を付ける

  1. 期限 90 日のタグ「直近 90 日に交流あり」を追加します。
  2. チャットボット、追跡リンク、記事の既読トラッキングなど、すべての接点でこのタグを付けます。交流するたびに期限がリセットされます。
  3. 記事を配信するとき詳細フィルターで、メッセージを送れる友だちを含み、過去 90 日に参加した人と「直近 90 日に交流あり」の人を除外します。
  4. テキストメッセージとおかえり特典のパスを入れます。パスを使うと「おかえり特典利用済」が付くので、あとで効果を測れます。

設定方法 ​

ステップ設定する場所この場面での設定
1. 時間制限タグを追加メンバーとタグ › タグ管理フォルダー「休眠会員の呼び戻し」:時間制限タグ「直近 90 日に交流あり」(90 日)、強度タグ「おかえり特典利用済」
2. 接点でタグ付けLINE › チャットボット、リンクツール › 追跡リンク、記事を投稿タグを追加するトリガー、クリックでタグを付与、既読後のタグ付けで「直近 90 日に交流あり」
3. おかえり特典のパスを追加ウェブベースツール › パス管理者が配信、総枚数 300、獲得から 14 日以内に利用、利用時に「おかえり特典利用済」
4. 休眠会員を絞り込んで配信LINE › 記事を投稿OakMega セグメント › 詳細フィルター、テキスト+パス
5. テストしてから公開LINE › 記事を投稿まずメッセージテスト用メンバーに送り、今すぐ公開か予約公開

1. 時間制限タグを追加する ​

メンバーとタグ › タグ管理でフォルダー「休眠会員の呼び戻し」を追加し、タグを追加します。

  1. 「タグ名」を「直近 90 日に交流あり」にします。
  2. 「時間制限タグ」を選び、「期限時間」で「日数」を選んで 90 を入力します。
  3. 「追加」をクリックします。続けて強度タグ「おかえり特典利用済」も追加します。

期限は、そのメンバーにこのタグが最後に付いた時点から数えます。期間内に付け直されると期限がリセットされます。期限切れのチェックは 1 時間ごとなので、実際に外れるのは少し遅れることがあります。手順はタグを作成・管理するを参照してください。

下の画像は「タグを追加」の画面です。タグ名「直近 90 日に交流あり」、フォルダー「休眠会員の呼び戻し」、「時間制限タグ」を選び、期限時間は 90 日です。

タグを追加の画面:タグ名「直近 90 日に交流あり」、フォルダ「休眠会員の呼び戻し」、時間制限タグを選択し、期限時間は日数 90、右下にキャンセルと追加

2. 接点でタグを付ける ​

メンバーがよく交流する場所すべてで「直近 90 日に交流あり」を付けるようにします。

接点設定する場所
チャットボット(キーワード、イベントトリガー、デフォルト返信)ボット設定の「タグを追加するトリガー」
追跡リンク(商品ページ、キャンペーンページ)「クリックでタグを付与」
記事の投稿「既読トラッキング」をオンにし、公開後に既読のメンバーへタグを付ける

デモではキーワードトリガーのチャットボット「店舗の営業時間」を追加しました。友だちのメッセージに「営業時間」が含まれると営業時間を返信し、同時に「直近 90 日に交流あり」を付けます。下の画像はその「ボット設定」タブで、「トリガーキーワード(含む)」が「営業時間」、「タグを追加するトリガー」に時計アイコン付きの時間制限タグ「直近 90 日に交流あり」が入っています。

チャットボットのボット設定タブ:トリガーキーワード(含む)は「営業時間」、トリガー環境はボット。タグ設定のタグを追加するトリガーは時間制限タグ「直近 90 日に交流あり」、タグを削除するトリガーは未設定

すでに使っているチャットボットや追跡リンクは、編集して同じ欄にこのタグを加えるだけです(1 つの欄に最大 15 個)。手順は LINE チャットボットを設定すると追跡リンクを作成するを参照してください。

3. おかえり特典のパスを追加する ​

ウェブベースツール › パスでフォルダー「休眠会員の呼び戻し」を追加し、パス「おかえり特典 NT$150」を追加します。

  1. 名前と説明を入力し、画像をアップロードします。
  2. 「配信タイプ」で「管理者が配信」を選びます。このタイプは記事から会員のウォレットに直接入り、受け取り操作は不要です。
  3. 「パス総枚数」を 300 枚に制限します。
  4. 「利用設定」タブで「利用期間」を「獲得からN日以内」の 14 日にし、「利用時にタグを貼付」に「おかえり特典利用済」を選びます。
  5. 「保存」をクリックして確認します。

記事のパスメッセージで選べるのは、管理者が配信するタイプで、ウォレットに公開していないパスだけです。くわしくはパス(クーポン)を配るを参照してください。

4. 休眠会員を絞り込んで配信する ​

LINE › 記事を投稿で記事「お久しぶりです:おかえり特典 NT$150」を作成します。

  1. 「ターゲットソース」で「OakMega セグメント」、「ターゲット設定」で「詳細フィルター」を選び、「詳細フィルターを設定」をクリックします。
  2. 「含む」で「フィルター条件」をクリック:項目「LINE」、サブ項目「メンバーからのメッセージ」(メッセージ送信の可否)、条件「は」、値「できる」。まだメッセージを受け取れる友だちだけにします。
  3. 「除外」で「フィルター条件」をクリック:項目「LINE」、サブ項目「参加日時」、条件「過去」で 90 日。友だちになったばかりの人は除きます。
  4. 「除外」でもう一度「フィルター条件」をクリックし、接続は「または」のまま:項目「時間制限タグ」で「直近 90 日に交流あり」を選ぶと、条件に「データあり」が自動で入ります。「確認する」をクリックします。
  5. メッセージに「テキストメッセージ」で特典の案内を入れ、続けて「パス」で「おかえり特典 NT$150」を選びます。

下のアニメーションはステップ 4 です。「除外」に行を追加し、項目で「時間制限タグ」を選び、タグメニューで「直近 90 日に交流あり」にチェックを入れて「1 タグを追加」をクリックすると、条件が「データあり」になります。

下の画像は設定し終えた詳細フィルターです。含む「LINE メンバーからのメッセージ は できる」、除外「LINE 参加日時 過去 90 日」または「時間制限タグ 直近 90 日に交流あり データあり」。設定したら「別名保存」で保存したフィルターにしておくと、翌月そのまま使えます。

詳細フィルターの画面:含むに「かつ LINE メンバーからのメッセージ は できる」、除外に「かつ LINE 参加日時 過去 90 日」と「または 時間制限タグ 直近 90 日に交流あり データあり」の 2 行。右上に別名保存と保存したフィルター、右下に取り消しと確認する

テキストメッセージは必ず入れてください:記事のパスメッセージは会員に通知されません。編集画面にも「パスにはメッセージ通知は含まれません」と表示され、パスはウォレットに静かに入るだけです。テキストで「ウォレットに入れました」と伝えましょう。

デモワークスペースのテスト用の友だちは 1 人だけで、最近友だちになったため、ターゲット数は 0(「過去 90 日に参加」で除外)と表示されます。これは正しい結果です。

5. テストしてから公開する ​

  1. 「テスト公開」をクリックしてメッセージテスト用メンバーを選び(先にメッセージテスト用メンバーを設定するで追加しておく)、届いた内容を確認します。
  2. 右側の「ターゲット数 / 残りメッセージクォータ」の人数が妥当か確認してから、今すぐ公開または予約公開します。
  3. 毎月呼び戻すなら、毎月この記事をコピーして保存したフィルターを読み込みます。特典を受け取ったことがある人は、除外に「おかえり特典利用済」を足すか、新しいパスに替えましょう。

メンバー側に見えるもの ​

① 休眠会員の LINE に、記事のテキストメッセージが届きます。「お久しぶりです!森日スキンケアはずっとお待ちしていました。NT$150 のおかえり特典をウォレットに入れておきました。全商品 NT$1,000 以上のお買い上げで使え、有効期限は 14 日間です。新発売の朝光美容液もぜひチェックしてみてください!」パスそのものは別に通知されないので、トークに届くのはこのテキストだけです。

② ウォレットを開くと、おかえり特典はすでに「已領取」(受け取り済み)タブに入っていて、受け取り操作は不要です。下に利用期限(獲得から 14 日間)と「使用」(使う)ボタンが表示されます(画面は中国語のデモです)。

① LINE トークのイメージ図:お久しぶりですのテキストメッセージ。NT$150 のおかえり特典をウォレットに入れたこと、NT$1,000 以上で使えること、14 日間有効であることを案内;② スマートフォンのウォレットの已領取(受け取り済み)タブ(中国語のデモ):好久不見 150 元回歸禮(おかえり特典 NT$150)と使用ボタン、利用期限 2026/10/22 23:59。その下に別のパス「入會禮 100 元折價券」(入会特典 NT$100 割引券)

メンバー状況届くか
友だちになって 90 日超、90 日間ボットやリンクの利用なし休眠会員テキストが届き、特典がウォレットに入る
友だちになって 90 日超、先週営業時間を質問した「直近 90 日に交流あり」がある届かない
先月友だちになった参加日時が過去 90 日以内届かない
公式アカウントをブロックしているメッセージ送信が「できない」届かない

効果を確認する ​

知りたいこと見る場所
呼び戻しが何人に届いたかLINE › 記事を投稿:この記事のターゲット数と開封率
何人が戻ってきて交流したか1〜2 週間後に、その人たちに「直近 90 日に交流あり」が付き直したか(例:そのタグを含む詳細フィルター)
特典を使った人数ウェブベースツール › パスの利用枚数、または「おかえり特典利用済」のタグ人数
長期的な離脱の割合毎月フィルターのターゲット数を記録し、休眠会員が増えているか減っているかを見る

アレンジ ​

  • 段階的に呼び戻す:180 日の時間制限タグも作り、90〜180 日交流のない人には小さな特典、180 日を超える人には大きな特典を送ります。
  • 聞いてから贈る:記事の冒頭に「最近気になっているものは?」のボタンを置いてチャットボットを動かし、押した人には「直近 90 日に交流あり」が付き直すので、押さなかった人にだけパスを送ります。
  • ほかの交流も記録する:OakMega のフォームや予約センターを使っているなら、送信や予約のときにも同じ時間制限タグを付けましょう。

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